建物は基礎と骨組み

家は買うものではなく、建てるもの

家を建てる施主さんと家を建てる棟梁が顔と力を合わせて建てるのが本当の家づくりです

匠

明るい家庭は明るい「住まい」から

匠が物申す vol.11
  • 家と健康
  • 新築

ながら・加藤建築では家づくり、住まいづくりの基本はこれです。

明るい家庭は「明るい住まい」から。

前にも少し書きましたが「光」と「風」が入る家を設計しています。

【ながら加藤建築】明るい家庭は明るい住まいから

例えば、暗くなりがちな階段。階段に光が入るように、踊り場に窓をつけたり、部屋の階段側の壁に窓をつけたりします。また、階段の手すりそのものに光を通るように、手すりを本棚にするというアイデアを取り入れています。

 

自然の木材を、自然のままに

そして自然の木にはあまり色をつけません。そして

とにかく見えるところに、たくさん木を使います。

もちろん、お客様の好みを確認し相談します。

リフォームの場合は、光を取り入れるのが難しい場合などは白いクロスを貼って、光の反射を考慮することもあります。また、窓は大きく取っています。新築などの注文できる日本家屋の場合は、窓が自在に大きく取れるのも、ひとつの良さでしょうね。幅3.6mほどの大きな窓があれば、部屋は本当に明るいです。

【ながら加藤建築】明るい家庭は明るい住まいから

キッチンの収納も、腰から眼の高さあたりに窓を取りつつ造り付けの棚を足元と、上部につけることもできます。

 

僕の設計はとにかく「シンプル イズ ベスト」

本当は昔の農家が原点で間取りは「田んぼの田の字」だと思っています。田の字のように、和室がいくつもあり普段は、ふすまでプライバシーが区切られている。でも、冠婚葬祭のときなどは、ふすまを取り払うと50~60人が入れる広間になる。

【ながら加藤建築】明るい家庭は明るい住まいから

こうすることで、

壁が少ない、とっても明るく、風通しがいいんです!

それでいて、昔ながらの大工さんの経験に基づいてとてもしっかり造られていたのです。とてもよく考えられていると思いませんか?そうやって、人がお互いの家に集まっていたんですよね。最近は、プライバシーを確保するようになってきていてどうしても、各部屋をバラバラに配置したりします。そして、さらにプライバシー確保のために部屋と部屋の間に、押し入れやクローゼットなどの収納スペースを造る。そうなると、

風と光は通りにくくなってしまう。もったいないですね。

デザイン性を重視して、小さい窓をいくつも入れるのが好まれた時代もあります。これも風と光は通りにくい。

【ながら加藤建築】明るい家庭は明るい住まいから

また、昔の農家は、水道がなかったので台所は、土間になっていて、大きな瓶(かめ)があり裏庭にある井戸に出入りできるようになっていました。裏庭には、せっちん(トイレ)もあって家人の排泄物は、田畑に使われ、その農作物を食べて、暮らしていたわけです。まさしく、「循環」ですね。

昔の家には「循環」があったんですよね。

風と光、人間関係……すべて風通しがよくてすべてがめぐっていたんでしょうね。
少しずつ、そんな日本家屋の良さが見直され注文が増えつつあるのは、とてもうれしいことです。

 

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