最終追記:2017年08月16日更新

愛知県豊橋市 内藤さんファミリー

愛知県豊橋市 Nさんファミリー家族全員が楽しく幸せに暮らせる家を建てられたNさんファミリー。棟梁と同じ地域に住むNさんは昔からお子さん同士が同級生という事でよく顔を合わせた間柄。「棟梁」の仕事ぶりは以前に修理を依頼してからご存じだったこともあり、心に決めていたとか。今回はそんなNさんファミリーのレポートをお届けします。

築63年の母屋に不安。人生の転機に思い切って建替え

「こだわりをしっかりした技術で叶えていく」いろいろなこだわりを形にしていくのは容易ではありません。今回はしっかりした理想を現実的にカタチにしていった「施主様と棟梁」の二人三脚の現場になりました。 これから変化していくことも含めて、いろいろな提案を吟味しカタチにしていったNさんファミリーのインタビューです。 お楽しみに!

◆第2話「棟上げ前」(全4話)

家づくりの希望を伝える

解体から棟上げまで

いよいよ、家づくりがスタートです。棟梁にお願いした希望はいくつかありました。

  1. 自然の木の香りと温もりに包まれた家。
  2. 構造がシンプルな切妻造り屋根の家。
  3. 構造上の強度を考え、1階と2階の間取り、柱、壁の位置を同じにする。
  4. 家の向きは真北と磁北のどちらから見てもできるだけ家相が良い家。
  5. 将来的に2階は2世帯住宅へのリフォームが可能な構造にする。
  6. 内装の床、壁、天井はすべて無垢の板張りにする。
  7. 将来を踏まえ両親の部屋を設ける。
  8. 家族が安全に住める家の構造。(階段の位置と方向、ドアの開く方向等)

など、将来設計や構造的なところまで相談をしました。

【ながら・加藤建築】(お客様の声)先輩インタビュー

自分たちも勉強をしつつ、家の間取りや各部屋の仕様を図に表し資料化して、棟梁とお互いに目で確認し合える環境づくりを心掛けました。

【ながら・加藤建築】(お客様の声)先輩インタビュー

その後、主屋の解体から地盤調査、地鎮祭、基礎工事などが進んでいきました。

素材へのこだわり

【ながら・加藤建築】(お客様の声)先輩インタビュー

外壁木材の腐食抑制剤と内装材の塗布剤等は天然素材または自然素材を使用しました。
棟梁のアドバイスもあり家造りへの参加ということで板材への塗装を自分たちでさせていただきました。手掛けた所は、外壁の木材とウッドデッキにウッドロングエコ(屋外に使用する木を、安全に長もちさせる木材防護保持剤。原料はハーブ、樹皮、鉱物など)、内装の床と壁と天井には、キヌカ(お米の糠から生まれた100%自然塗料)を塗布することでした。

【ながら・加藤建築】(お客様の声)先輩インタビュー

夏の暑い時期で大変でしたが、1枚1枚に愛着が湧き、いい思い出となったことを感謝しています。

いよいよ棟上げへ

【ながら・加藤建築】(お客様の声)先輩インタビュー
【ながら・加藤建築】(お客様の声)先輩インタビュー

棟梁が選んだ木は五寸、六寸といった太い柱が多く、ハウスメーカーさんに比べて構造に対して安心感がありました。また棟上げを見て自然が産んだ木の強さを感じると共に、あたたかさ感じる家になるのだろうと、とても楽しみになりました。

【ながら・加藤建築】(お客様の声)先輩インタビュー
【ながら・加藤建築】(お客様の声)先輩インタビュー
【ながら・加藤建築】(お客様の声)先輩インタビュー

そして、ながら・加藤建築さんの代名詞とも言える大黒柱には、凛と立つ姿から、この家をずっと支える力強さと大きな安心感を抱きました。

先輩にご質問!
話し合いの資料はいい思い出になっていますね。

そうですね、たくさんの話し合いの資料をまとめてあることでいろいろなことに気付きが出たり、発見もありました。何より楽しんで家づくりができたと思います。

voice of the interviewer


写真を含めて、話し合いやいろいろな資料を整理されていることに本当に驚きました。家づくりを楽しむという事はこういうことを含めてなんだなと内藤さんご夫妻の家づくりへの情熱に驚きました。